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出張で兵庫は三宮へ。
仕事の担当改編があり、今後はこうして出張に来ることも減ってしまう。過渡期だ。
やることやって、飲み会もそこそこにホテルへ戻り、そこから知らない街をぷらつき歩くのが個人的に好きだった。この行為は、いつまでたっても大人っぽいことをしている、と感じられたから。
三宮駅からサンセット通り、第一旭ラーメンを挟み、中華街を抜け、港を目指す24時。いつまでも気取っていたい。
土地勘なし、まあ、でもGoogleマップも使いながらだけど、たまたまゴールにはもってこいのメリケンパークのタワーが見えたので、ここで写メ撮って終わりにしようと思った矢先、2430でライトアップ消ー灯ー。iPhoneの画面越しに呆然。最近の自分を表しているかのような間の悪さ。要するにあれだ、落ち込んでいるんだ。
頭上20数メートル上には高速道路が流れている。更に西へ、須磨を抜け、加古川を抜け、岡山の方まで走っていくのか。知らんけど。
久々にこうした青臭い文章を書いているけど、10年くらい前は躊躇いなくバリバリ書いていた。
いや今でも全然かけるんだけど、きっとあれだ、誰も気にしてなんかいないのに自分自身で誰かと勝手に比較して、途中でやめちゃったりしすぎたな。なにを気にしてんだかね。というかなにも考えてなかったんだよね。
話は戻る。前回三宮に来たのは、去年の冬。まだ会ってすらいなかったマッハエスカルゴから、「京都、神戸とツアーみたいなことやったら面白そうじゃないですか?」といきなり誘われ、ホイホイついていって、ブルーポートでライブして以来。
あの時はなにを考えていたんだっけ。少なくともあの時は既に何にも遺し記さなくなっていたなあ、と思うと、損してはいないけど、もったいなくは感じる。
自分ってば、性根がネチぃから、高校時代書いてたブログには、将来見返したときにでも思い出せるよう、嫌いなやつの名前や、苛立った警察官の名前とか自分だけに分かるようキーワードを隠しておいたものだった。
なんかくだらないけど、そういうの今考えると笑える。いつかそうしたことをロッ研の菅原くんに話したら、早熟だったよね、って言われたりもしたな。笑
書くこともなくなったので、俺は一旦仮死する、今日ブログ上で。いつかちっとだけでも思い出せるように。ホテルついた。